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「とにかく、あたたかい!」築70年の猫と三世代が暮らす家

盛岡市 リノベーション Y様

Q.リフォームを考えるようになったきっかけ(悩み)は何でしたか?

A.以前の住まいは、夏は暑く冬は寒いことの他に、害虫や害獣などの問題に悩まされていました。また、部屋が暗い、トイレが遠いなど、自分たちの生活動線やリズムに間取りが合っていないと感じていたことも大きな理由です。加えて、子供が生まれたことで、今のままの環境ではこの家で健やかに育てていくのは難しいと感じたことも、リフォームを真剣に考える大きなきっかけとなりました。

Q.リフォームをはじめる前や工事中に、不安だったことはありましたか?

A.やはり一番は予算(お金)のことでした。また、5人家族での仮住まい生活において、プライベートや自由が制限されてしまうことも大きな懸念点でした。工事が遅れてその生活が長引いた時期は特に大変でしたが、完成した時の開放感はその分とても大きかったです。また、大切な家族である猫の居場所についても、最後まで心配の種でした。

Q.弊社を知ったきっかけと、選んだ決め手は何でしたか?

A.最初はインターネットの検索で見つけましたが、インスタグラムや、ちょうど開催されていた見学会に家族みんなで行ったことが大きなきっかけです。

会社選びでは大手メーカーも検討しましたが、費用の高さや担当者が変わってしまうことに不安を感じていました。そのため、何かあったときにずっと相談できる「地元の会社」であることを重視しました。

一番の決め手は、私たちの「建替えるのではなく、今の家を活かしたい」という想いに応えて、プロの視点から「リフォームできる!」とはっきり言っていただけたことです。その言葉で決心がつきました。

Q.実際にリフォームした家に暮らしてみて、1番の変化は何ですか?

A.とにかく「あたたかい!」です。無垢の床は裸足で歩いても心地よく、朝も以前よりすんなり起きやすくなりました。以前とは違い、布団の枚数が少なくても十分あたたかく眠れるようになりました。2階も暖かく、猫も気持ちよさそうに出窓で日向ぼっこをしています。

また、遊びに来た友人からは「広くなったね!」と驚かれます。実際は家を小さく(減築)したのに、ムダなスペースがなくなった分、以前より開放感を感じられるようになりました。

Q.特にこだわった「お気に入りポイント」を教えてください。

A.一番は、家族全員が自然と集まれる場所を作ることでした。特にリビングの一角に設けたスタディースペースは、お気に入りスポットになっています。

以前の家で悩みだった水まわりの動線には特にこだわりました。水まわり(トイレ・洗面・お風呂)が近くなり、生活動線が非常にスムーズになりました。特に便利に使っているのが、新設したランドリールームです。ここでは「洗う・干す」だけでなく、専用の収納棚にタオルや子供服などをサッとしまえるようになり、生活感を感じさせないスッキリとした空間を保てるところも、とても気に入っています。

念願のキャットルームをつくったことで、猫ちゃんのフードや砂など、散らかりがちなアイテムをすべて1箇所にまとめてしまえるようになりました。収納力が抜群で、猫ちゃんにとっても、私たち家族にとっても、お互い快適に過ごせる空間になり満足です。

また、インテリアの要となる壁紙選びも、実はかなり迷ったポイントです。最終的には全体をシンプルにまとめることにしたのですが、それが正解でした。ベースをシンプルにした分、リビングに施したアクセントクロスがぐっと引き立ち、空間にメリハリが生まれました。

細かな部分では、主人がこだわって選んだトイレの壁紙も自慢です。グリーンとヘリンボーン柄を組み合わせた遊び心のある内装が、シンプルな家の中の素敵なアクセントになっています。

Q.これからリフォームをする方へアドバイスはありますか?

A.「気になることは何でも聞いたほうが良い」ということです。図面と現場では感覚が違うこともありますが、大工さんが現場でスケールを当てながら見せてくれて「大丈夫」と太鼓判を押してくれたことで、狭さが不安だったキッチン周りも安心して任せることができました。

設計者のひと言

初めて見学会へお越しいただいた際のY様の感極まった涙は今でも思い出されます。「築70年のわが家を本当にリフォームできるのか?」と不安でいっぱいの涙にふれ、何とかしなければ!という使命感が沸きました。

そこから、間取りや予算、住宅ローンの選定に至るまで、約1年半という月日をかけて一つひとつの不安を乗り越えながら、新しく生まれ変わる家を思い描き打合せを重ねました。

外部や部屋の一部をそのまま活かすことで予算を抑えつつ、水回りの集約や断熱といった「これからの暮らし」に直結する部分は最優先で、約5か月の工期をかけて再生させました。

以前のリビングは小屋の影で暗く、一方で日当たりの良い部屋が収納や空き部屋として使われていたため、思い切った配置変更を提案しました。かつての「開かずの間」を、三世代が集うリビング・ダイニングへと再生。光を室内に取り込み、足元には無垢の桐板を採用しました。冬は暖かく、夏はサラリと心地よい桐の床は、お子様も、猫ちゃんも、家族全員が一年中裸足でリラックスできる、新しい居場所となりました。

最後に、Y様のお家をリノベ-ションするにあたって1番大切にしたことはY様の思いと暮らしに沿うことです。築70年のお家を「壊して建てる」のは簡単だったかもしれません。「育った家をこわさずに活かしたい!」というY様の強い思いがあったからこそ、快適でステキな家にリノベーションできました。「懐かしくて新しいわが家」でY様ご家族の皆様にとって幸せな毎日がずっと続きますように!願っております。

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