小原建設の基本仕様

小原建設の基本仕様Spec

構造「強い、無垢の木の家」

家の基本は頑強で長持ちすること

白アリに強いヒバの土台

温暖化に伴い白アリの被害が年々増えています。
当社はヒバの土台で白アリに強い家作りをしています。

白アリに食べられた床下の木材 と 白アリくん

白アリご飯は木材。しかし、ヒバ材は嫌いです!
白アリのお腹中の微生物が食べた木材を消化し、その栄養で白アリは生きています。
しかし、ヒバを食べるとヒバの殺菌作用で微生物が死にます。そして、白アリも死んでしまいます。

ヒバ土台で家の寿命が延びる

ヒバ材の土台
ヒバ材の土台

ヒバの土台は、ヒバの木材自体が湿気による腐れや白アリ被害に強く、木材の強度も高いです。さらに有害物質がなく安全です。

一般的な防腐土台
一般的な防腐土台

防腐土台の表面は薬剤処理していますが、ホゾ、継ぎ手、ボルトの穴は無防備で、腐れや白アリ被害が出やすいです。さらに、薬剤は体に有害です。

強くて安心な高乾燥の木材を使用

木の強さは乾燥と比例します
木材は乾燥と共に強度が上がり、下のグラフのように、含水率10%の木材は含水率40%の木材に対して、曲げ強度、圧縮強度共に、約2.5倍となります。

白アリに食べられた床下の木材 と 白アリくん
木材強度と含水率の関係

特許取得の高乾燥技術により、内装材は5~10%と室内並行含水率、構造材は15%以下という理想の乾燥無垢材を実現しました。収縮や変形の少ない高品質な構造材、内装材を使用しています。

特許取得の高乾燥窯
特許取得の高乾燥窯

骨太の構造

2階根太は一般の基準の4倍以上、桁や梁は約1.5倍の寸法の材料を使用し、振動やキシミ音が少ない快適な居住空間を提供しています。

梁や桁材が大きいと一般的な壁量計算には現れない変形や耐震力が高くなり、計算値を上回る耐震・耐久性能になります。

丸太の木組みの例
丸太の木組みの例

耐震剛床工法

根太の98㎜角は一般的な45㎜角の約21倍の強さがあり、振動も少なく、重いものを乗せても安心です。

小原建設の剛床工法
一般在来工法の床

2階の梁・桁と根太を格子状に組むので、
変形が一般の床組みの3.1倍も強い剛床工法を採用しています。

丸太の木組みの例
ねじれに強い剛床工法

べた基礎と全周換気

建物を面で支えて不同沈下を軽減するべた基礎を採用。
基礎に換気口が無いので増水による雨水の侵入を防ぎます。さらに全周換気により白アリが侵入する為の蟻道が作りにくいのでシロアリ対策にもなります。

べた基礎と丸型換気口
べた基礎