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かねてから当社に関心を持ってくださっていたT様は、家族の年齢などを考慮し、動線が短く、動きやすい間取りを希望されていました。奥様は「完成した住まいは、LDKを中心に和室、寝室へとオープンにつながっていて、空間の広がりを一層感じることができます」と語っています。すべて段差をなくした全面バリアフリーでありながら、１・２階で趣を変えた二世帯住宅となっており、１階親世帯は収納を重視。食器を入れる背面収納や、家庭菜園の収穫物を保存する食品庫など、キッチンだけでも十分な収納量を確保しています。一方、２階子世帯は梁を見せることで木のぬくもりある空間と、4.5mの天井高で開放感を演出。ベランダに面した大きな窓からは暖かな日差しが差し込み、LDKを明るく照らします。

内装にはアカマツやキリなど無垢の木材を多用し、「夏はひんやり、冬はほんわかとした木の素材が心地よい」と快適なご様子。

濃茶×白でまとめた外観のコントラストが街並みに調和しながらも、独特の存在感を放つ重厚感が印象的な一邸です。