男女3人の一級建築士の紹介Construction
建築士と叶える 木のぬくもりの家
一級建築士 小原光秀
設計デザイン例をご紹介します
こだわりのイメージを確認したい
イメージ作りにパースは有効です。しかし、陰影の繊細な表情は難しいです。そんな時に試作すると分かりやすいので、自分が作れたのは良かったです。照明の効果を確認する為に試作品を作りました。ライン照明では影が出来て違うイメージになり、スポットライトにすると良い感じでした。お施主様も事前に確認できたので喜びました。
名ばかりの自由設計に注意
自由設計はプラン集から選ぶものでなく、お客様のイメージや夢、希望や要望を共有し、思いを膨らませて、それを現実のものにするものです。その場でイメージのすり合わせや思いを共有出来るのが理想です。メモだけでなく、イラストやパースを描き、その場でお互いに確かめられたら勘違いがなくて安心です。自由設計の家は作る過程も楽しいし、住んでからも楽しい家です。
間取りは平面プランも大切ですが、動線や採光や風向など生活した時に感じるものを想像することも必要です。さらに間取りは3次元の空間なのでパースも有効です。その時に家具や家電などを配置すると、後から収まらないという問題もなくなります。いかに、生活をイメージして間取りを考えるかが大切です。生活は寝起きするだけでなく、将来のイベントや楽しみも織り込むと、ワクワクする未来の生活を作ることが出来ます。
図面を描くことはできます。しかし、実際に成り立つのか、どのように加工するのか職人さんが作れるか、材料は調達できるか、一つ一つ確認します。無い時は特注もあります。現場より先に机の上で、基礎作りから組立、完成までを終えると安堵感と達成感があります。打合せではお施主様と一緒に完成までの楽しみを共有していきます。
設計する時は、利便性やデザインだけでなく、自分も住みたい家か、そして、お施主様に喜んでもらえる家か、一緒に考えて作り上げます。 家づくりには家族の思いがあります。夢や希望、思い出があります。その思いが形やデザインになるから、カッコ良いし夢もあるのです。だから愛着があり価値もあるのです。
私は構造的な事や力強さを表現するのは得意ですが、一人で全てを決めるのでなく繊細さや優しさも取り入れたいので社内の女性建築士と力を合わせて完成させています。 互いに協力しチームとして力強くて繊細でしなやかな提案をしています。